こんにちは!非正規のダブルワーカーです!
前回の記事で紹介した、タイミーの品出しバイト。
w-nonregular.hatenablog.com
先週、実際に行ってみたところ、
結構なトラブルに遭遇したのでお話したいと思います。。
受け入れと作業場での対応
バイトの募集内容は、とあるイオンスタイルの品出しです。
こちらは2月頭よりタイミーを開始したばかり。
品出しは経験したことがあったので、ひとまず2月中に6回ほど応募しました。
作業当日、イオンスタイルの従業員受付にいったところ、スタッフの方が待機していて、そこでチェックインをしました。
その後、一緒にきていたタイミーワーカーの方と一緒に事務所に移動しました。
スタッフの方は確かにタイミーに慣れてない感じで、かなり恭しい対応になっていたと思います。
仕事内容は一般的な品出しでした。
特にキツイこともなく、スタッフの方々も丁寧に説明してくれて働きやすい現場でした。
コメントも高評価ばかりだったので、ここなら続けやすそうだなと思っていました。
退勤(チェックアウト)処理で…
しかし、問題は終わり間際に起こりました。。。
他社の品出しだと、定時の5~10分前には声がかかって作業が終わり、事務所に引き上げて、帰り支度が始まることが多かったと思います。
今回の現場には時計がなく、正確には分かりませんでしたが、そろそろ切り上げる時間じゃないかなーと不安になってきました。
そんな中で作業してたら、「定時(17時)だから上がってください」というスタッフの声。
そのままスタッフと事務所に戻るとちょうど17時を過ぎたころ。そこでスタッフの人がこんな指示を出してきました。
「勤務後のアンケートに回答してください。このアンケートに回答して退勤となります。」
…え、現時点で定時の17時を過ぎてるけど、ここ大丈夫なのか…?
仕方ないので促されるままにアンケートを回答しました。。
内容は簡単なもので2分くらいで終わりましたが、その時点で17時5分になっているのを確認していました。
そのまま受付まで行き、タイミーのチェックアウトを済ませた時点で17時7分。
結果として7分オーバーです。
定時オーバーはタイミーあるある
タイミーだとこれってけっこうあるあるで、
タイミーに慣れてない現場やスタッフだと、定時になっても退勤の指示を忘れたり、退勤のQRコードを出すのに手間取ったりで、定時をオーバーすることはたまーにですがあります。
これに対してどう出るかは人によると思いますが、
私は基本的に、定時から5分を超えたら修正依頼(残業申請みたいなもの)をかけることにしています。
そうすると、次回からはちゃんと時間を管理してくれるようになるので。
不穏なスタッフの反応
修正依頼は毎回すんなり承認されていたので、今回も軽い気持ちで修正依頼をかけようとしました。
スタッフの方がタイミーに不慣れと思い、親切心で、
「他の現場でもそうですが、定時を過ぎた分は修正依頼をかけますね」
と伝えたところ、困惑したような表情で、
「契約では17時までになっているので、そこまでは保証します。」
と何やら分からない発言。。
後ほどタイミーから通知がきますと伝えて、退勤しました。
ここから面倒な戦いがはじまるとはつゆ知らず。。
1回目の修正依頼 リジェクト
退勤後すぐに、7分の修正依頼(残業)の申請をしました。
理由は「拘束時間の延長のため。」とあっさりめに記載。
すると、1時間くらいしてから申請キャンセルの連絡がきました。。
正直初めてのことだったので面喰いました。
キャンセル理由として以下の3点が書いてありました。
①契約の17時には勤務が終わっている。
②ワーカーのアンケート回答が手間取っていたために時間が遅れた。
③受付まで道が分からなかったようで、退勤の案内に時間がかかって遅れた。
いずれもワーカーの都合で遅れたため、拘束時間とは言えない。
ほおーこれは面白くなってきましたな(笑)
闘争心に火が着きました。
イオンスタイルの問題点
まずこれらキャンセルの理由について考えてみましょう。
①まず、『契約の17時には勤務が終わっている』という言い分です。
この勤務とは品出し作業そのものを指していると思われます。
そして、これ関しては私も同意します。
ただ、労働契約において、賃金が発生するのは作業時間だけではありません。
監督者の指示が及ぶ拘束時間も対象になります。
これには作業に必要な準備や後片付け、今回の作業後のアンケートも含まれるのです。
「アンケートの回答が終わったら退勤になります。」という発言からして、アンケート回答は指示であり、拘束時間に該当するのは明らかです。
②次に、先方は『アンケート回答が遅い』ことをキャンセル理由に挙げていますが、
こちらは回答を始める時点で定時になっていたので論外です。ただの難癖です(爆)
③ただ1点だけ譲歩をするなら、アンケートを終えてから受付に移動するまでの2分間でしょう。
アンケートを回答を終えた17時5分の時点で拘束はほぼ解かれていることになります。あとは受付を通って帰るだけなので。
つまり、修正依頼をチェックアウトの17時7分でなく、17時5分に修正するのはアリだと思いました。
2回目の修正依頼
ただ、いくどもタイミーを利用してきた経験からして、
下記2点の改善は必要かと思います。
①勤怠のQRコードは、受付でなく事務所に設置すること。
②作業は5~10分前には終わらせて、アンケートを回答させる
※もしくは任意でアンケート依頼
上記の指摘を加えつつ、17時5分に修正して2度目の修正依頼をしました。
すると、何とか2度目の承認依頼は許可されました。。。
これにて1件落着か、と思われました。。。
まさかの結末
実は、こちらの案件はまだ5回ほど申し込んでいます。
こちらに非はないにしても、気まずいのでキャンセルしようか悩んでいました(笑)
そんなことを考えて翌日、なんとなく先方の募集を見ようとしたらビックリ仰天。
なんと、募集が見れなくなってしまったのです。
これは、イオンスタイルが私をブロックし、募集を見えないようにしたということ。
つまり、私をただ面倒な人だと思ったのでしょうね。
『労働基準法の遵守を求めるワーカー』より、『法律を破っても多少は目をつむってくれるワーカー』を求めている、ということでしょう笑
イオンスタイルに問題があるのか、この店舗のスタッフ陣に問題があるのか。。いずれにしてもひどく落胆しました。
しかし、これでキャンセルもしやすくなったので、残り5回の応募をすべてキャンセルすることにしました。
ワーカー側の問題も
このような法令軽視が起こるのは、ワーカー側がちゃんと権利を主張しない事も原因のひとつです。
最後に、私と一緒に働いていたタイミーさんの話をします。
その方は、タイミーの利用自体初めてとのことでした。
一応、退勤後に修正依頼について簡単に説明しました。どうするかの判断は委ねましたが。
その時の反応は、私の話に理解を示しつつも、
「私は初めてなのもあるので、修正依頼はしないで定時で退勤処理しようと思います。」とのことでした。
そう、、つまりは波風を立てたくないということです。
たしかに5分程度の残業なんて100円にもなりません。
それで関係がこじれるなんて、ハイリスクローリターンなことはやらない方が合理的なのでしょう。
しかし、そういう事なかれ主義が法令順守を軽んじる風土を育てることにもなるんだろうなと思います。
ブラック企業が存在するのは、ブラックを受け入れて働く人がいるからです。
イオンスタイルへのコメントには、最低限伝えたいことは伝えました。
もうこちらで稼ぐことはできませんが、
悔やむほどの好条件ではないということと、普段利用するスーパーではないということが救いといえば救いです(笑)
近所のスーパーでもタイミー利用することはありますが、
時間管理はしっかりしてるし、定時オーバーしてもさくっと修正依頼には応じてくれますからね。
まぁ次に切り替えていきましょう!!
非正規のダブルワーカーでした!!